ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルム」の意味・わかりやすい解説
ウルム
Ulm
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ドイツ南部、バーデン・ウュルテンベルク州の都市。ドナウ川の左岸、支流のブラウ川との合流地点にある。人口11万7200(2000)。対岸はバイエルン州に属するノイ・ウルムNeu-Ulm(人口5万0200)。北側には、緩い起伏のシュワーベン・アルプスの丘陵地が広がる。中世には、ドナウ川沿いの交易路とドイツを南北に貫く交易路の通過地として栄え、神聖ローマ帝国直轄都市であった。とくに14~15世紀には、商工業に加えて芸術や印刷術も栄えた。161メートルの高さを誇るウルム大聖堂(1890完成)は有名。工業では、自動車、電気機器、金属、繊維、衣料品などに特色がある。医学・自然科学系大学(1967)や環境計画研究所(1969)のほか、各種教育施設も立地する。
[朝野洋一]
地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...
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