…当初の方針は,小知行取は江戸付近,せいぜい江戸から一晩泊りの範囲内におくことにあったが,その後たびたびの地方直し(じかたなおし)(知行地の再編)によって,知行地は関西や中部地方にも広がり,蔵米知行から地方知行への転換も生まれ,知行の分散化が進行した。地方知行の旗本は,地方取(知行取)とも呼ばれ,上級のものは大名領に似た組織をもつが,旗本は常時江戸詰めを命ぜられていたから,在地勤務の家臣に知行地の支配をまかせた。下級の知行取の場合は,家臣の駐在もなく年貢収納を知行地の名主にまかせる場合もあった。…
※「地方取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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