地方議会改革

共同通信ニュース用語解説 「地方議会改革」の解説

地方議会改革

1990年代から地方分権が進むとともに、形骸化指摘も出ていた地方議会の活性化や、住民の積極的な参加を目指す改革の動きが各地で広がった。常時議論ができるよう閉会期間をなくした「通年議会」、議員が住民と直接対面して意見交換する「議会報告会」などの取り組みがある。ただ、議員提出の条例案が乏しいことや首長とのなれ合い、政務活動費の不正使用など「政治カネ」に対する批判も依然として根強く、改革は道半ばとの見方もある。

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