地球サミット(読み)チキュウサミット

デジタル大辞泉 「地球サミット」の意味・読み・例文・類語

ちきゅう‐サミット〔チキウ‐〕【地球サミット】

Earth Summit地球環境保全テーマに、1992年6月リオデジャネイロで開催された国際会議環境開発に関するリオ宣言アジェンダ21森林保全などに関する原則声明採択気候変動枠組条約生物多様性条約への署名が行われた。国連環境開発会議。環境と開発に関する国連会議。UNCED(United Nations Conference on Environment and Development)。
2002年8~9月にヨハネスブルクで開催された国連の国際会議「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD;World Summit on Sustainable Development)」の通称の一つ。ヨハネスブルクサミット、環境開発サミット、リオ+10などとも呼ばれる。→ESD

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精選版 日本国語大辞典 「地球サミット」の意味・読み・例文・類語

ちきゅう‐サミットチキウ‥【地球サミット】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Earth Summit 正式には国連環境開発会議(UNCED=United Nations Conference on Environment and Development)という ) 地球環境の保全をテーマに、一九九二年六月リオデジャネイロで開催された国際会議。環境と開発に関するリオ宣言、アジェンダ二一、森林保全等に関する原則声明を採択した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「地球サミット」の意味・わかりやすい解説

地球サミット
ちきゅうさみっと

1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された、地球環境保全を課題とした国連会議。「環境と開発に関する国連会議」ともいわれる。

[編集部]

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世界大百科事典(旧版)内の地球サミットの言及

【国連環境開発会議】より

…地球環境問題に人類社会が初めて取り組んだ1972年6月の国連人間環境会議(通称ストックホルム会議)から20周年を記念して,1992年6月,ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた20世紀最大規模の国連会議。〈地球サミット〉と通称。178の国連加盟国のうち172ヵ国が代表団を派遣,このほか民間環境保護団体(環境NGO)から約1万7000人が訪れ,展示,講演,討論,各国・各地の現状報告などに参加した。…

※「地球サミット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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