1992年6月、環境と開発をテーマにブラジル・リオデジャネイロで開かれた国際会議。100カ国以上の首脳が参加した。27項目からなる「環境と開発に関するリオ宣言」や、持続可能な開発を実施するための行動計画などが採択された。会議から20周年となる2012年6月には「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)が開催された。
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地球環境問題に人類社会が初めて取り組んだ1972年6月の国連人間環境会議(通称ストックホルム会議)から20周年を記念して,1992年6月,ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた20世紀最大規模の国連会議。〈地球サミット〉と通称。178の国連加盟国のうち172ヵ国が代表団を派遣,このほか民間環境保護団体(環境NGO)から約1万7000人が参加した。この会議で確認され,その後の環境問題への取組みの基調となる概念は〈持続可能な開発sustainable development〉であった。地球サミットで,この考え方をキー概念として,〈環境と開発に関するリオ・デ・ジャネイロ宣言(リオ宣言)〉,その具体的な行動計画たる〈アジェンダ21〉,また〈森林原則声明〉を採択したほか,地球温暖化防止条約(気候変動枠組条約),生物多様性条約を調印した。
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1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された、地球環境保全を課題とした国連会議。「環境と開発に関する国連会議」ともいわれる。
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