地界(読み)チカイ

精選版 日本国語大辞典 「地界」の意味・読み・例文・類語

ち‐かい【地界】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土地の境界。土地。
    1. [初出の実例]「地界(チカイ)万濤(まんとう)蜿蜒(ゑんゑん)として虬(みづち)水中に浮かむがごとし」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐竇憲伝〕
  3. 地上の世界。
    1. [初出の実例]「天界と地界(チカイ)とを劃せるやと思はるる斗りのサブライムの光景」(出典:欧米印象記(1910)〈中村春雨〉大陸横断日誌)
    2. [その他の文献]〔群書拾唾〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「地界」の読み・字形・画数・意味

【地界】ちかい

境界。

字通「地」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android