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地神経 じじんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地神経
じじんきょう

(1) サンスクリット仏典を義浄が漢訳した『金光明最勝王経』の「堅牢地神品第十八」の略称。 (2) 盲僧琵琶の曲名。地鎮,地味増長を期し,地神を供養するため,琵琶を弾奏しつつ『地神経』を称えるもの。太鼓,銅拍子などの楽器と合せる場合もある。

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デジタル大辞泉の解説

じしん‐きょう〔ヂシンキヤウ〕【地神経】

地神(じがみ)を祭る経文。

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世界大百科事典内の地神経の言及

【土地神】より

…土地神は元来は大地の精霊といったアニミズム的な信仰に根ざすものと考えられ,陰陽師はじめさまざまな宗教者の関与を受けやすかった。今日の地鎮祭にもその一端がうかがわれるが,地方によっては琵琶をもった盲僧(地神盲僧)が地神経を唱えて地神や荒神の祓いをして歩いたことも知られている。彼らは,大地が血や死などで汚されて怒った土地の神の怒りを和らげしずめるために遊行(ゆぎよう)して歩いたのであろう。…

【盲人】より

… 盲人は近世に入っても農耕儀礼や死者供養と結びついて呪術宗教的な古態を残していた。山陰・防長から九州一円にかけて,一部には大和・紀伊にも分布していた盲僧は春秋の地神祭に近隣の檀家を回り,琵琶を弾じて地神経(じしんきよう)を読み,四季の土用に竈神・荒神を祀る竈祓(かまどばらい)を執行し,あるいは息災の加持祈禱を行った。盲僧の琵琶芸は中世の琵琶法師と系譜を一にすると思われるが,祭神,祭式,経文の実態は修験道との交渉を介して道教,陰陽道(おんみようどう),密教等と雑多な習合を遂げていた。…

※「地神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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