地籍調査(読み)チセキチョウサ

デジタル大辞泉 「地籍調査」の意味・読み・例文・類語

ちせき‐ちょうさ〔‐テウサ〕【地籍調査】

一筆土地登記簿の一区画)ごとの土地の、所有者地番地目境界確認し、面積を測量し、正確な地籍図・地籍簿を作る調査市町村など地方公共団体が行う。→地籍

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共同通信ニュース用語解説 「地籍調査」の解説

地籍調査

土地の区画ごとに所有者や境界、面積を明確にする調査。境界などの情報が明治時代に行われた地租改正時のもののため古く、修正する必要があるとして、1951年に始まった。境界を巡るトラブル防止や災害時の復興計画の迅速な策定に役立つとされ、主に市区町村が実施している。境界の画定は所有者が現場に立ち会うことを原則としていて、遠方に居住しているなど難しい場合は図面での確認を認めている。

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世界大百科事典(旧版)内の地籍調査の言及

【国土調査法】より

…(2)水調査 治水・利水に資する目的をもって行う気象・陸水の流量,水質および流砂状況ならびに取水量,用水量,排水量および水利慣行等の水利に関する調査。(3)地籍調査 一筆ごとの土地について,その所有者,地番・地目の調査ならびに境界・地積に関する測量を内容とする。(4)基本調査 以上の各調査の基礎とするために行う土地および水面の測量,ならびに上記(1)および(2)の各調査の基準の設定のための調査。…

※「地籍調査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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