日本歴史地名大系 「坂下津浦」の解説
坂下津浦
さかしづうら
- 愛媛県:宇和島市
- 坂下津浦
宇和島湾内の漁村。北西方に
太閤検地の石高は五八石五斗、耕地面積の比率は田八五パーセント、畑一五パーセントであったが、寛文検地では石高が二六石三斗九升一合六勺となって五五パーセントも激減し、耕地の比率も田三八パーセント、畑六二パーセントと大きく変化している。「墅截」によると、村柄は「中」、耕地は田畑とも「下」、水掛りは「悪」。鬮持制実施期の本百姓一人前耕地は田五反五畝、畑八反一畝で、百姓数は本百姓五人となっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報