関税同盟や自由貿易地域などのように経済統合された地域の構成国相互の貿易。ヨーロッパ連合(EU)の加盟国間の貿易はその典型である。なお、西ヨーロッパのようなある広い地域内の諸国間の国際貿易をいうこともある。
関税同盟や自由貿易地域では、域内の関税や輸入制限は撤廃ないし軽減され、他方、域外に対しては域内よりも高い関税や輸入制限が維持される。さらに高度の経済統合では、域内諸国間の外国為替(かわせ)レートが固定化されたり、共通の経済政策の採用などの措置がとられる。したがって、域内貿易に比して域外貿易は不利となってくる。その結果、域外貿易から域内貿易への転換がおこり、また域内での競争の強化や市場圏の拡大に伴う規模の経済の享受によって域内の分業が促進され、域内貿易は域外貿易よりも高い成長率を示し、域内貿易に対する依存度は高くなる傾向がある。
[志田 明]
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
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