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堆積輪回 たいせきりんね sedimentary cycle

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世界大百科事典 第2版の解説

たいせきりんね【堆積輪回 sedimentary cycle】

いくつかの地層が一定の順序で繰り返し累重する堆積現象。堆積サイクルともいう。大規模なサイクルは単位サイクルの厚さが数mから数百mに達し,海進・海退現象または海水準変動(海水面変化),地盤の沈降・隆起といった地殻活動によって発達が規制される。北アメリカヨーロッパの安定地域に発達する広大な含炭層は典型的な大規模サイクルを示すが,そのおもな原因はこれらの広大な平坦地域が緩慢な地殻の上下運動(造陸運動ともいう)または海水準変動によって,海水が広がって浅海環境になったり,それが退いて淡水性の環境になり,低平湿原に含炭層を発達させた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の堆積輪回の言及

【炭田】より

…最下部の砂岩がレキ岩やレキ質砂岩であったり,砂質ケツ岩が欠如したり,ケツ岩中に砂岩が夾在したり,炭層直上のケツ岩が欠如するなど多少の変化はしても,下位から上位にかけて粗粒から細粒に移って炭層に至る傾向は変わらない。このような一定の傾向をもった一組の地層の成立ちを堆積輪回といい,これを互いに比較することによって炭層の対比などが行える。堆積後の炭化作用は,上位の堆積層の厚さと質,地質構造の影響,火成岩貫入の状況などによって異なってくる。…

※「堆積輪回」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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