堤千代(読み)ツツミチヨ

デジタル大辞泉 「堤千代」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐ちよ【堤千代】

[1917~1955]小説家東京の生まれ。本名、文子。先天的な心臓疾患を抱えており、通学せず自宅独学。「小指」およびその他作品女流作家として初めて直木賞受賞。他に「再会」「柳の四季」「カナリヤの歌う日」など。

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20世紀日本人名事典 「堤千代」の解説

堤 千代
ツツミ チヨ

昭和期の小説家



生年
大正6(1917)年9月20日

没年
昭和30(1955)年11月10日

出生地
東京

本名
堤 文子

主な受賞名〔年〕
直木賞(第11回)〔昭和15年〕「小指」

経歴
先天的な心臓障害のため自宅で独学する。昭和14年投稿の「小指」が「オール読物」に掲載され14年下半期の直木賞候補作品となり、15年「小指」ほかで直木賞を受賞。他の作品に「再会」「夕雀草」「柳の四季」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堤千代」の解説

堤千代 つつみ-ちよ

1917-1955 昭和時代の小説家。
大正6年9月20日生まれ。先天性心臓病のため小学校にもいかずに独学。昭和14年投稿した「小指」が「オール読物」にのり,15年直木賞。昭和30年11月10日死去。38歳。東京出身。本名は文子。作品はほかに「再会」「夕雀草」「柳の四季」「カナリアの歌う日」など。

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367日誕生日大事典 「堤千代」の解説

堤 千代 (つつみ ちよ)

生年月日:1917年9月20日
昭和時代の小説家
1955年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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