最新 地学事典 「塔寺層」の解説
とうでらそう
塔寺層
Todera Formation
会津盆地の陸水成中部更新統。主に淘汰の悪い礫と砂の互層で,凝灰岩や泥炭層を挟む。層厚100m以下。会津盆地の西縁に沿って南北に分布。中心部では下位の七折坂層をほぼ整合に覆うが,周辺部では部分的に不整合。温帯性と寒冷地性の植物化石群が繰り返し産出。古地磁気編年のブリュン・クロンに対比。山元孝広(1992)は,本層をカルデラを伴う火山体の縁辺相と解釈した。模式地は福島県河沼郡会津坂下町塔寺付近。鈴木敬治ほか(1972)命名。
執筆者:真鍋 健一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

