士風(読み)シフウ

精選版 日本国語大辞典 「士風」の意味・読み・例文・類語

し‐ふう【士風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 士人としての考え方や行動。
    1. [初出の実例]「文廟此事をふかく憂させられ候て、如此之事、養子などの事にて、近世の士風衰颯候」(出典:白石先生手簡(1725頃)二)
    2. [その他の文献]〔白居易‐祭中書韋相公文〕
  3. 武士の気風。軍人の風紀士気
    1. [初出の実例]「夫士風敗、由国無廉恥」(出典:新論(1825)守禦)
    2. 「士風も兵気も頻に衰へぬへきこと明なり」(出典:陸海軍軍人に下し賜はりたる勅諭‐明治一五年(1882)一月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「士風」の読み・字形・画数・意味

【士風】しふう

士人の気風。

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