デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「壬生水石」の解説 壬生水石 みぶ-すいせき 1790-1872* 江戸時代後期の篆刻(てんこく)家。寛政2年生まれ。土佐高知藩家老酒井勝作の与力。詩歌や書画にすぐれ,印刻をこのむ。中年をすぎて三雲仙嘯(せんしょう)の門人となり,諸名家から雅印をもとめられてひろくその名を知られた。明治4年12月24日死去。82歳。名は璞。字(あざな)は無名。通称は志摩介など。著作に「水石印譜」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例