夏帯(読み)ナツオビ

デジタル大辞泉 「夏帯」の意味・読み・例文・類語

なつ‐おび【夏帯】

夏に用いる帯。博多織などの単帯ひとえおびしゃなどの薄手の生地で作った昼夜帯などがある。 夏》「―やわがきびしく育てつつ/汀女

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精選版 日本国語大辞典 「夏帯」の意味・読み・例文・類語

なつ‐おび【夏帯】

  1. 〘 名詞 〙 夏季に用いる帯。絽織紗織羅織のもの。生地では麻がある。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夏帯や鈴鹿の御祓せしめ縄〈宗因〉」(出典:俳諧・糸屑(重安編)(1675)二)

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