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外台秘要 げだいひよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外台秘要
げだいひよう

六朝から唐代にかけて用いられていた薬の処方を集めたもの。編者は唐の玄宗末年に河南省安陽の太守であった王 燾で,天宝 11 (752) 年の自序がある。本書は引用文に必ず出典が明記されているので,当時の医書を知るうえでも貴重な資料となる。現存する伝本には当初の完全なものはない。北宋時代の刊本が現存するが,流布本は山脇東洋が明時代の刊本をもとに延享3 (1746) 年に復刻したものである。

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世界大百科事典 第2版の解説

げだいひよう【外台秘要 Wài tái mì(bì) yào】

752年(天宝11)に王燾(おうとう)が編纂した中国臨床医学書。40巻。内科疾患が主な対象であるが,その他の疾患も含んでいる。当時存在していた医書からの引用文のみで構成され,病因とか病状についての短い記述も含むが,大部分は薬物処方である。唐時代の治療法がわかるだけでなく,他の書と違って引用文の出典を明記しているため,現在残っていない医書の内容を知り得る貴重な書である。【赤堀 昭】

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世界大百科事典内の外台秘要の言及

【王燾】より

…中国,唐の人で,官僚政治家として生涯を送り,鄴郡の太守にまでなったが,752年(天宝11)に《外台秘要(げだいひよう)》を撰したことで有名である。生没年は不明。…

※「外台秘要」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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