外掛(読み)ソトガケ

デジタル大辞泉 「外掛」の意味・読み・例文・類語

そと‐がけ【外掛(け)】

相撲きまり手の一。両手相手のまわしを引き寄せて、右(左)足を相手の左(右)足の外側から掛けあおむけに倒す技。→内掛け

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精選版 日本国語大辞典 「外掛」の意味・読み・例文・類語

そと‐がけ【外掛】

  1. 〘 名詞 〙 相撲のきまり手の一つ四つに組み両手でまわしをひきよせ、相手のからだを呼びこんだところ自分片足を相手の片足外側に掛けあおむけに倒す技。そとがらみ。
    1. [初出の実例]「外懸に懸るを待て、内がらみにからむで」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三)

と‐かけ【外掛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とがけ」とも ) =とかけば(外掛羽)
    1. [初出の実例]「矢の羽の事。上はやり羽。前はゆすり羽。今一つはとかけと云也」(出典:今川大双紙(15C前)弓法之次第之事)

そと‐がかり【外掛】

  1. 〘 名詞 〙 外部にあらわれた有様外観。見かけ。外貌

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