中性の原子または原子団や分子から,2個以上の電子が取り去られて生成したイオン.質量スペクトル上には,n価のイオンはその質量数の1/nの見掛け上の質量として出現する.100 eV 程度の電子エネルギーによる電子衝撃で,Ar,Kr,Xeなどの希ガスは,三価イオンまでが観察され,芳香族炭化水素は比較的多くの,また比較的強度の大きい二価イオンピークを示す.また,真空スパーク放電などの放電を使用したイオン源で固体の質量スペクトルを測定すると,ほとんどの元素の六価までの多価イオンが観測される.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...