デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多資忠」の解説 多資忠 おおの-すけただ 1046-1100 平安時代中期-後期の雅楽家。永承元年生まれ。多時資(ときすけ)の子。伯父政資(まさすけ)の養子となる。京都方で,神楽(かぐら)と右舞(うまい)の一者(いちのもの)を13年間つとめた。秘曲を堀河天皇に伝授。寛治(かんじ)4年右近衛将監(うこんえのしょうげん)。娘婿山村政連への秘曲の伝授を拒否したため,康和2年6月15日長男の節方(ときかた)とともに殺された。55歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例