大吉山瓦窯跡(読み)だいきちやまかわらがまあと

国指定史跡ガイドの解説


宮城県大崎市古川小林にある窯跡。8世紀前半に役所や寺院屋根瓦を生産した施設で、古代陸奥国の官と考えられる。多賀城多賀城廃寺などのもここで作られた。江合(えあい)川に沿って南東に延びる丘陵東側斜面に位置する。詳細は不明だが、5基の地下式窖窯(あながま)(登り窯の一種で斜面をうがつなどして作られた窯)が並んでいたと推定される。蓮華文軒丸瓦(のきまるがわら)、アーチ形の蓮華文鬼板、平瓦、丸瓦などが採取されている。鬼板に「小田建万呂」という陽刻があり、丸瓦には「下」・「毛」の箆書(へら)きが発見された。1976年(昭和51)に国指定史跡となった。JR東北新幹線ほか古川駅から車で約25分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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