大山椒魚(読み)おおさんしょううお

精選版 日本国語大辞典 「大山椒魚」の意味・読み・例文・類語

おお‐さんしょううお おほサンセウうを【大山椒魚】

〘名〙 両棲類サンショウウオ科の水棲動物。本州中部以南および大分県清流に分布し、体長一・六メートルに達するものがある。最大の両棲類として日本では特別天然記念物に指定されている。半裂きにしても生きているというのでハンザキ別名がある。凹凸のある肌がサンショウ樹皮に似ていることからいうとされる。

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デジタル大辞泉 「大山椒魚」の意味・読み・例文・類語

おお‐さんしょううお〔おほサンセウうを〕【大山×椒魚】

有尾目オオサンショウウオ科の両生類全長1~1.4メートルに達し、両生類中で世界最大。全体暗褐色で、小さないぼがあり、頭が大きい。尾はひれ状で一生水中で生活する。半分に裂いても生きているというので、「はんざき」の名もある。本州中部以西および大分県の清流に生息。特別天然記念物
[類語]山椒魚

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大山椒魚」の解説

大山椒魚 (オオサンショウウオ)

学名Andrias japonicus
動物。オオサンショウウオ科のサンショウウオ

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