20世紀日本人名事典 「大川慶次郎」の解説
大川 慶次郎
オオカワ ケイジロウ
昭和・平成期の競馬評論家
- 生年
- 昭和4(1929)年2月6日
- 没年
- 平成11(1999)年12月21日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学文学部〔昭和27年〕卒
- 経歴
- 財界の大御所だった渋沢栄一の曽孫、青森県大平牧場主・大川義雄の二男として生まれ、幼時から馬に接していた。明治座・新田新作の秘書を経て、昭和32年日本短波放送から競馬評論家としてデビュー。日本の競馬評論の草分け。その後、東京放送、フジテレビなどで競馬解説者として活躍。この間、36年9月に府中競馬場で前代未聞の全レース的中を成し遂げ、“競馬の神様”と呼ばれた。ケイシュウニュース新聞社社長も務め、ケイシュウ専属評論家を経て、平成5年12月有馬記念を最後に第一線を引退。のち、日刊スポーツ、ラジオたんぱ、フジテレビなどでレギュラーを持った。著書に「競馬必勝読本」「基本馬券学」「競馬タブー集」「大川流競馬ノート」「重賞競走回顧録」「最強の競馬学」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報