大庭三郎(読み)オオバ サブロウ

20世紀日本人名事典 「大庭三郎」の解説

大庭 三郎
オオバ サブロウ

昭和・平成期の舞台照明家 元・日本照明家協会会長。



生年
明治45(1912)年1月5日

没年
平成10(1998)年1月15日

出生地
東京

学歴〔年〕
保田学園工専卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭文部大臣賞〔昭和41年〕,菊田一夫演劇賞(第1回)〔昭和42年〕,照明学会賞,舞踊ペンクラブ賞〔昭和42年〕,紫綬褒章〔昭和56年〕

経歴
昭和15年大庭照明研究所を設立。戦前から歌舞伎座新橋演舞場などで照明を担当戦後、渡米しブロードウェーで研修。帰国後、実験スタジオを設置。芸術祭奨励賞、菊田一夫賞、照明学会賞などを受け、英国での全英照明会議で講演もした。代表作に「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイフェアレディ」など。また、現代舞踏公演なども手がけた。著書に「色彩の世界」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大庭三郎」の解説

大庭三郎 おおば-さぶろう

1912-1998 昭和-平成時代の舞台照明家。
明治45年1月5日生まれ。昭和15年大庭照明研究所を設立し,歌舞伎座,新橋演舞場などで舞台照明を担当。戦後ニューヨークのブロードウェーで研修し,帰国後,実験スタジオを創設する。代表作に「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」など。日本照明家協会会長をつとめた。平成10年1月15日死去。86歳。東京出身。安田学園工専卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大庭三郎の言及

【大庭景親】より

…平安時代末期の武士。通称大庭三郎。景忠の子で,平治の乱の際捕らえられながらも助命されたことから平家に臣従した。…

※「大庭三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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