大応寺(読み)だいおうじ

日本歴史地名大系 「大応寺」の解説

大応寺
だいおうじ

[現在地名]上京区扇町

臨済宗相国寺派。山号は金剛山、本尊釈迦如来。正保二年(一六四五)悲田(ひでん)院が泉涌(せんにゆう)寺(現京都市東山区)内に移転した跡地に建立された。開山は興聖(こうしよう)寺(現上京区)の虚応。当初は比叡山延暦寺に属し、天台・真言・禅の兼学で、仏殿に大応寺という隠元の横額がかかっていた(山州名跡志)。天明八年(一七八八)の大火で類焼したが(翁草)、再建された。境内の織部稲荷社は武将で茶人の古田織部が祭祀したと伝えるが(坊目誌)、織部は織部司のことであると考え、西陣織物との関連でとらえる説もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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