大悟徹底(読み)タイゴテッテイ

精選版 日本国語大辞典 「大悟徹底」の意味・読み・例文・類語

たいご‐てってい【大悟徹底】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だいごてってい」とも ) 仏語。一切の迷いをたちきって、悟りにも滞らないこと。悟りきって絶対の真理と一体になること。
    1. [初出の実例]「大自在を得て、天地の間だに独歩せん是れを大悟徹底(テッテイ)の時と」(出典理学秘訣(1816))

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四字熟語を知る辞典 「大悟徹底」の解説

大悟徹底

仏教で、一切の迷いをたちきって、悟りにも滞らないこと。悟りきって絶対の真理と一体になること。

[活用] ―する。

[使用例] 俊三どん、まだそんなこと言うだけが大悟徹底にいたらない、三十棒ぐらい食わす所じゃ[木下尚江良人自白|1904~06]

[解説] 「大悟」は「だいご」ともいい、迷いを打ち破り、真の知見を開くこと。「徹底」も悟りきるの意。

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