大日本塗料 だいにっぽんとりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大日本塗料
だいにっぽんとりょう

塗料メーカー。 1929年日本電池の塗料部が分離し，鉛粉塗料として設立。 36年旭硝子経営の旭ラッカー製造所を合併し，現社名に改称。 49年に業界他社にさきがけ合成樹脂塗料を発売。現在は，合成樹脂塗料を中心に，油性塗料，水性塗料などを製造，販売する。日本3大ペイントメーカーの一つ。売上構成比は，塗料 98%，その他2%。年間売上高 672億 1300万円 (連結。うち輸出2%) ，資本金 64億 4100万円，従業員数 1010名 (1999) 。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

大日本塗料

正式社名「大日本塗料株式会社」。英文社名「Dai Nippon Toryo Company, Limited」。化学工業。昭和4年(1929)「日本電池株式会社」から分離独立し「鉛粉塗料株式会社」設立。同11年(1936)現在の社名に変更。本社は大阪市此花区西九条。塗料会社。住宅建材用塗料が主力。蛍光色材・照明機器などの製造も行う。東京証券取引所第1部上場。証券コード4611。

出典　講談社