大沢権右衛門(読み)おおさわ ごんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大沢権右衛門」の解説

大沢権右衛門 おおさわ-ごんえもん

1694-1778 江戸時代中期の名主
元禄(げんろく)7年生まれ。遠江(とおとうみ)(静岡県)榛原(はいばら)郡御前崎の人。明和3年難破した薩摩(さつま)鹿児島藩の御用船豊徳丸を村人とともに救助乗員からサツマイモの栽培法をおそわり,同地方にサツマイモが普及する基をつくった。芋じいさんとよばれた。安永7年9月1日死去。85歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android