デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大田左近」の解説 大田左近 おおた-さこん ?-? 室町時代の鋳物師。宝永元年(1704)ごろあらわされた「江海風帆草」に,筑前(ちくぜん)(福岡県)遠賀郡(おんがぐん)山鹿にすむ蘆屋釜(あしやがま)の創始者で,足利義政にその技をみとめられ,左近掾(さこんのじょう)をさずけられたとある。山鹿太郎,山鹿左近掾ともいう。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例