大祀(読み)タイシ

デジタル大辞泉 「大祀」の意味・読み・例文・類語

たい‐し【大×祀】

律令制で、祭りの前の1か月間、身心を潔斎して行った最も重要な祭祀践祚大嘗祭せんそだいじょうさいがこれにあたる。→小祀中祀
国家慶事のあるとき、特に祝う日。
古代中国で、天子がみずから行った最も重要な祭事

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精選版 日本国語大辞典 「大祀」の意味・読み・例文・類語

たい‐し【大祀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、一か月間身心を潔斎して行なった最も重要な祭事。後に、践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)別名となる。
    1. [初出の実例]「凡一月斎為大祀。三日斎為中祀。一日斎為小祀」(出典令義解(718)神祇)
  3. 古代中国で、天子がみずから行なった重要な祭事。〔周礼春官

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