デジタル大辞泉 「中祀」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐し【中×祀】 律令制で、祭りの前3日間を潔斎して行う祭祀。祈年祭・月次つきなみの祭り・神嘗かんなめ祭・新嘗祭しんじょうさい・賀茂の祭りなど。→小祀 →大祀たいし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「中祀」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐し【中祀】 〘 名詞 〙 令制で、国家の祭祀を大・中・小の三等に分けたその一つ。祭の前三日間潔斎するもの。祈年祭(としごいのまつり)・月次祭(つきなみのまつり)・神嘗祭・新嘗祭・賀茂祭などがこれにあたる。[初出の実例]「凡大祀不二預申一レ期、及不レ頒二告所司一者、笞五十〈略〉中小祀逓減二二等一、〈従二大祀一以下犯者、中祀減二大祀二等一〉」(出典:律(718)職制)[その他の文献]〔隋書‐礼儀志〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例