大神祭(読み)おおみわまつり

精選版 日本国語大辞典 「大神祭」の意味・読み・例文・類語

おおみわ‐まつり おほみわ‥【大神祭】

〘名〙 奈良県桜井市にある大神(おおみわ)神社祭礼醍醐天皇の頃毎年四月と一二月の上卯の日に行ない、勅使が参向した。現在は一〇月二四日。
三代実録‐貞観一八年(876)四月八日「八日乙卯、大神祭、停内裏灌仏、以神事也」

おおが‐の‐まつり おほが‥【大神祭】

〘名〙 奈良県桜井市三輪町の三輪の社で陰暦四月上の卯の日に行なわれた祭礼。岩の上に茅(ち)の輪を三つのせておいて、それをまつる習いがあった。おおかみのまつり。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

おおかみ‐の‐まつり おほかみ‥【大神祭】

〘名〙 =おおがのまつり(大神祭)〔俳諧・増山の井(1663)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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