精選版 日本国語大辞典 「大締め」の意味・読み・例文・類語 おお‐じめおほ‥【大締・大占】 〘 名詞 〙① 人気を独占すること。大当たり。[初出の実例]「お前さんの鳴神が、一人大当(オホジメ)さ」(出典:人情本・妹背鳥(1842‐44頃か)前)② 説明や能書きを長々と述べて人を集め、終わりに品物を売る商売、また、その商人をいう、てきや仲間の隠語。[初出の実例]「人を集めた上、地面に輪を書いて居合抜きをやったり、独楽を廻したり、手品をして歯磨や熊の油や書籍を売るのをオオジメと云ひます」(出典:わが新開地(1922)〈村島帰之〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例