デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野真鷹」の解説 大野真鷹 おおのの-またか 782-843 平安時代前期の官吏。延暦(えんりゃく)元年生まれ。大野直雄の子。弘仁(こうにん)元年春宮坊(とうぐうぼう)の主馬首(しゅめのかみ)となり,大伴親王(のちの淳和(じゅんな)天皇)につかえる。淳和天皇の即位にともない右近衛(うこんえの)中将まで昇進。天皇退位後は出仕せず,写経と仏像づくりに専念した。承和(じょうわ)10年2月3日死去。62歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例