天文測地学(読み)てんもんそくちがく

最新 地学事典 「天文測地学」の解説

てんもんそくちがく
天文測地学

astronomical geodesy

天体の位置観測によって,地球上の位置や大地の形状を測る学問。鉛直線の方向とそれによって定まる天の子午線によって経度と緯度を定義する。この定義は鉛直線偏差のために測地測量で求めた経緯度と少し異なるので,厳密には天文経度・天文緯度という。鉛直線偏差は特別な地域を除いて微小(10"以内)だから,一般には天文・測地測量の両経緯度を区別しないで用いることが多い。航海や航空のためには,簡便な天文測地学的方法がよく利用され,それに基づく航海法を天文航法という。鉛直線はジオイド面の垂線であるから,鉛直線偏差の検出はジオイドの形の研究にも役立つ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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