天枢(読み)テンスウ

デジタル大辞泉 「天枢」の意味・読み・例文・類語

てん‐すう【天枢】

経穴けいけつの一。へそから左右外側へ2横指、すなわち大人で約4センチの所。胃経に属し、下痢腸炎肝炎などの治療点。

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精選版 日本国語大辞典 「天枢」の意味・読み・例文・類語

てん‐すう【天枢】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 天の中枢。天の中心。
      1. [初出の実例]「頌声聞於天枢、歌韻響於地軸」(出典経国集(827)二〇)
    2. 針灸治療の経穴の一つ。臍の中心より左右外側二横指(約三~四センチメートル)のところ。胃経に属し、大腸疾患、下痢などの治療点。〔和漢三才図会(1712)〕
  2. [ 2 ] 北斗七星の第一位にある星の中国名。大熊座のα(アルファ)星。〔春秋‐緯運斗枢〕

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普及版 字通 「天枢」の読み・字形・画数・意味

【天枢】てんすう

天の中枢。

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