天災地変(読み)てんさいちへん

精選版 日本国語大辞典 「天災地変」の意味・読み・例文・類語

てんさい‐ちへん【天災地変】

〘名〙 天地間に起こる災害異変自然界に起こるさまざまな災害。
東京学(1909)〈石川天崖〉七「天災地変(テンサイチヘン)其の他の災厄は」

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デジタル大辞泉 「天災地変」の意味・読み・例文・類語

てんさい‐ちへん【天災地変】

自然界の変動によって起こる災害や異変。

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四字熟語を知る辞典 「天災地変」の解説

天災地変

天地間に起こる災害や異変。自然界に起こるさまざまな災害。

[使用例] 他の島々に比べてタロ芋産出は豊かだし、椰子樹も良く実り、食料は余るくらいだ。別に天災地変に見舞われた訳でもない[中島敦環礁|1942]

[使用例] やっぱり不吉な鬼気がただよい、おそろしい天災地変でも起こるのではなかろうかと[太宰治*右大臣実朝|1943]

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