天狗茸(読み)テングタケ

デジタル大辞泉 「天狗茸」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐たけ【天××茸】

テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋、松林などに生える。大形で、高さ約20センチ。傘は褐色で白いいぼが点在し、柄は白色で中ほどに白い膜をもつ。はえとりたけ。 秋》「―立けり魔所這入口はいりぐち一茶

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精選版 日本国語大辞典 「天狗茸」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐たけ【天狗茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類テングタケ科の毒キノコ。世界の温帯に広く分布し、夏から秋にかけ、主として松林内の地上に発生する。傘ははじめまんじゅう形、後、平らに開き表面は褐色でやや粘りいぼ状の白い鱗被が多数付着する。ひだは白く茎に離生。茎も白く上方つばをもつ。はえとりたけ。ひょうたけ。《 季語・秋 》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「天狗茸」の解説

天狗茸 (テングタケ)

学名Amanita pantherina
植物。テングタケ科の有毒菌

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