天神地祇(読み)テンジンチギ

精選版 日本国語大辞典 「天神地祇」の意味・読み・例文・類語

てんじん‐ちぎ【天神地祇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「神」は天にある神、「祇」は地にある神の意 ) 天の神と地の神。天つ神と国つ神。すべての神々。神話では、天神は高天原の神、天照大神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)など、地祇は国土の神で、大物主神・猿田彦大神などをさす。また、仏教では、天神は欲界所属の夜叉などおよび梵天・帝釈天をいい、地祇は人間界にある鬼神すなわち堅牢地神・八大龍王などをさす。
    1. [初出の実例]「凡天神地祇者。神祇官皆依二常典一祭之」(出典:令義解(718)神祇)

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四字熟語を知る辞典 「天神地祇」の解説

天神地祇

天の神と地の神。天つ神と国つ神。すべての神々。

[使用例] 天武天皇の末裔、禁中の雅楽を主宰して天神地祇を祭り、祖霊を慰め[唐木順三*体源抄由来|1965]

[解説] 「神」は天にある神、「祇」は地にある神。神話では、天神は高天原たかまがはらの神である天あま照てらす大おお神みかみ・素戔嗚尊すさのおのみことなど、地祇は国土の神で、大おお物もの主ぬしの神かみ・猿さる田だ彦ひこの神かみなどをさします。また、仏教では、天神は欲よっ界かい所属の夜や叉しゃなどおよび梵ぼん天てん・帝たい釈しゃく天てんをいい、地祇は人間界にある鬼神すなわち堅けん牢ろう地じ神しん・八はち大だい竜りゅう王おうなどをさします。

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