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太布 タフ

デジタル大辞泉の解説

た‐ふ【太布】

シナノキやコウゾなどの樹皮の繊維を紡いで粗く平織りにした農山村衣料に用いられた。

ふと‐ぬの【太布】

太い糸で粗く織った布。

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大辞林 第三版の解説

たふ【太布】

こうぞ・科しなの木などの皮の繊維をつむいで地機で織った粗い織物。労働着に用いられた。四国の山間では近年まで産出。栲布たくぬの。ふと布。

ふとぬの【太布】

たふ(太布) 」に同じ。 「 -の花色羽織に/浮世草子・一代男 5

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

太布 (タブ)

植物。クスノキ科の常緑大高木,園芸植物,薬用植物。タブノキの別称

太布 (タブ)

植物。クスノキ科の常緑高木,園芸植物,薬用植物。ヤブニッケイの別称

出典|日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について | 情報

世界大百科事典内の太布の言及

【楮紙】より

…古代には榖紙(こくし)とよばれ,現代においても梶紙(かじがみ)(構紙・加地紙)などの別名をもつ。原料のコウゾはクワ科に属する落葉低木で,日本に自生し,豊富にあったので,古代において太布(たふ)や栲(たえ)などの織物に用いられていた。コウゾは各地の風土によって特色を異にし,また同一産地でも種類が多い。…

※「太布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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