太田覚眠(読み)オオタ カクミン

20世紀日本人名事典 「太田覚眠」の解説

太田 覚眠
オオタ カクミン

明治〜昭和期の僧侶



生年
慶応2年(1866年)

没年
昭和19(1944)年

出生地
三重県

学歴〔年〕
東京外国語学校露語科卒

経歴
真宗本願寺派の僧で、明治36年西本願寺の開教師となり、シベリアに渡り、ウラジオストクに駐在した。37年日露開戦で強制送還されたが、講和条約締結後再びウラジオストクで布教に当たった。昭和9年ソ連政府の退去命令で帰国、11年内蒙古に入ってラマ寺院を拠点に布教に務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田覚眠」の解説

太田覚眠 おおた-かくみん

1866-1944 明治-昭和時代前期の僧。
慶応2年9月16日生まれ。浄土真宗本願寺派。明治36年開教使としてシベリアのウラジオストク駐在となる。日露戦争で送還され,講和後同地にもどり布教を再開。昭和9年帰国。11年ラマ僧を指導するため内モンゴルにはいり,昭和19年11月30日ラマ教寺院で死去。79歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「太田覚眠」の解説

太田 覚眠 (おおた かくみん)

生年月日:1866年9月16日
明治時代-昭和時代の真宗本願寺派僧侶
1944年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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