夷根(読み)えびすね

精選版 日本国語大辞典 「夷根」の意味・読み・例文・類語

えびす‐ね【夷根】

  1. 〘 名詞 〙 ( 上代中古に、下痢止め薬草として用いられ、出雲国などから朝廷に献上された ) 植物われもこう(吾木香)」の古名
    1. [初出の実例]「凡て、諸の山野に在るところの草木は、白頭公(おきなぐさ)〈略〉地楡(ゑびすね)」(出典出雲風土記(733)仁多)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android