夷根(読み)えびすね

精選版 日本国語大辞典 「夷根」の意味・読み・例文・類語

えびす‐ね【夷根】

  1. 〘 名詞 〙 ( 上代中古に、下痢止め薬草として用いられ、出雲国などから朝廷に献上された ) 植物われもこう(吾木香)」の古名
    1. [初出の実例]「凡て、諸の山野に在るところの草木は、白頭公(おきなぐさ)〈略〉地楡(ゑびすね)」(出典出雲風土記(733)仁多)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android