奇手(読み)キシュ

デジタル大辞泉 「奇手」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅ【奇手】

奇抜な手段。かわったやり方。「売り上げ倍増奇手を放つ」
[類語]意表を突く奇をてらう度肝を抜く突飛奇抜トリッキー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奇手」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅ【奇手】

  1. 〘 名詞 〙 ふつうと変わったやり方。珍しい技。奇抜な手。また、楽器などの演奏がすぐれていることにもいう。
    1. [初出の実例]「『アア何で厶(ござ)りまする』と此時笘市弾(ひき)了ふ。『イヤイヤ何でも厶らぬ。御坊の御奇手(キシュ)中々面白い事で厶りました』」(出典歌舞伎・傾城筑紫𤩍(1814)四段)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android