日本歴史地名大系 「奈古村」の解説
奈古村
なごむら
現阿武町西南端に位置し、西は日本海に面する。集落は村内を北東から南西に貫流して日本海に注ぐ
中世には奈吾郷(奈古郷)とよばれ、文和元年(一三五二)八月一三日付の大井八幡宮(現萩市)の宮座文書「御祭礼郷々社頭座敷本帳之事」に阿武郡一八郷の一として右座の三番に「奈吾郷」、同じく「御祭礼諸郷鼓頭出仕座配本帳事」には左座の三番に「奈古郷」と記される。弘治二年(一五五六)三月、石見
奈古村
なごむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報