知恵蔵mini 「奥飛騨ウォッカ」の解説 奥飛騨ウォッカ 1720年創業の岐阜県の日本酒酒造メーカー・奥飛騨酒造株式会社が製造するウォッカ。通常のウォッカの製法通りシラカバの炭で濾過し、貯蔵熟成して造っているが、通常のウォッカがとうもろこし、小麦など穀類を用いる中、同ウォッカは穀類の中でも米を原料としている。米焼酎のような米由来の甘みが残っており、なめらかな味わいを感じさせるといわれている。同社では1959年からウォッカの製造を始めた。2006年にロシアで開かれた主要国首脳会議では当時の小泉純一郎首相が手土産としてロシアのプーチン大統領に同ウォッカをプレゼントした。16年12月15日に開催された安倍首相とプーチン大統領が行った夕食を囲みながらの首脳会談の際にも飲み物として提供され、この影響で同ウォッカへの問い合わせが殺到し、話題となった。 (2016-12-20) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by