女敵討(読み)めがたきうち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

女敵討
めがたきうち

姦夫姦婦が逃亡した場合,夫が姦夫を捜索して殺害すること。普通の敵討の場合と違って,敵を討たなくては家がつぶれるというようなことはないが,夫の恥であるから退役か隠居させればよいという見解を江戸幕府は示している。しかし女敵を討つ場合には,普通の敵討の場合と同じように,一定の手続を経て町奉行所から届書書替え,すなわち謄本を受けなければならなかった。庶民についても,女敵討は認められていた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

めがたき‐うち【女敵討】

〘名〙 女敵を討ちとること。密通した妻を殺し、相手の男を斬ることで、夫、武士としての面目が保たれるとした。
浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)下「討たり敵妻敵討」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典の解説

女敵討
おんなかたきうち

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
元禄4.3(江戸・中村座)

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