如是観(読み)にょぜかん

精選版 日本国語大辞典 「如是観」の意味・読み・例文・類語

にょぜ‐かん‥クヮン【如是観】

  1. 〘 名詞 〙 あるがままの姿に真実があるとする考え。
    1. [初出の実例]「金般経、一切有為法、如夢幻泡影、如露亦如電、応作如是観」(出典:宝物集(1179頃))

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「如是観」の解説

如是観 にょぜかん

?-1832 江戸時代後期の僧,国学者。
出羽(でわ)秋田の真宗大谷派本誓寺の住職天文・国学にくわしく,京都で講義をした。茶事・楽焼絵画蹴鞠(けまり)に長じており,久保田藩主佐竹義和(よしまさ)の歌会にもよばれた。天保(てんぽう)3年11月8日死去。享年七十余歳。越後(えちご)(新潟県)出身。俗姓笹原。号は三省堂,雲窓など。著作に「和訓考」など。

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