如願寺(読み)によがんじ

日本歴史地名大系 「如願寺」の解説

如願寺
によがんじ

[現在地名]宮津市字宮町

旧宮津城下西部の如願寺谷の入口にある。堂宇は如願寺川を挟んで両岸にあったが、今は北側のみが残る。巌松山と号し、高野山真言宗。本尊薬師如来像は藤原末期の作と伝え、耳薬師とよばれる。

開山皇慶と伝える。創建の時期は不詳であるが、「元亨釈書」に記す皇慶の伝には没年を永承四年(一〇四九)とする。

如願寺谷は加悦かや谷越の要所にもあたっていたので、中世には戦場となって荒廃したこともあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む