妄縁(読み)もうえん

精選版 日本国語大辞典 「妄縁」の意味・読み・例文・類語

もう‐えんマウ‥【妄縁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 虚妄因縁の意 ) 仏語。深い因縁をもっているように見えて、実際はそうでない因縁。また、自分関係のある事物が、いろいろの欲望思念を生じさせる原因となること。また、それらの事物。
    1. [初出の実例]「誠に仏道を行ぜんと思はん人、世間の妄縁をいとひ、菩提の知識に近づくべし」(出典:貞享版沙石集(1283)三)

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