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妊娠と貧血 にんしんとひんけつ

家庭医学館の解説

にんしんとひんけつ【妊娠と貧血】

 妊娠すると、胎児(たいじ)に鉄分をとられたりして、貧血がおこりやすいものです。
 鉄分の不足により、鉄欠乏性貧血(「鉄欠乏性貧血」)がおこることが多いのですが、巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)(「巨赤芽球性貧血」)がおこることもあります。
 貧血がおこると、全身のだるさ、息切れなど貧血の一般症状(貧血とはの「貧血の症状」)が現われてきますが、妊娠につきものとかんちがいしている人もいます。妊娠中の定期健診は、貧血の早期発見にもたいせつなものですから、きちんと受けるようにしましょう。
 貧血が見つかったら、鉄剤とともにビタミン12や葉酸(ようさん)など、赤血球(せっけっきゅう)の産生を助ける薬も飲むようにします。食事で鉄分を補うだけでは改善しないことが多いのです。
 ふだんから鉄分の不足で貧血ぎみの人は、妊娠を知った日から薬剤の服用を始めても早すぎることはありません。

出典|小学館家庭医学館について | 情報